佐々木毅 民主主義という不思議な仕組み 5 政治とどう対面するか~参加と不服従

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});


政治は集団の自己主張の現れであり、自己主張が自由の現れてある以上、それは自由の現れでもある。
自由の現れとして、参加と不服従。
1.参加への熱望~明治日本の課題
(1)学問のすすめにみる政府と人民の関係
福沢は、政府と人民の関係については相互に一定の約束に基づくドライな関係であることを強調。
専制政治の伝統から切り離そうとする。
国民はすでにあるものではなく、政府と人民との間の約束関係を念頭に、そこから作り出さなければならない。
(2)官僚制と政治
明治国会が開設されたからといって、議会制が実現したわけではなかった。
軍部、官僚と政党との協調関係。
大正デモクラシーは、政党政治と議会制の原則によって明治憲法を換骨奪胎する試みだった。
政策の党派性と行政の中立性をどのように両立させるかという問題。
2.抵抗の論理~市民的不服従の流れ
(1)正理を守って身を棄つる
苦痛を忍んであくまで正理を唱えて政府に迫ること。
(2)市民の服従拒否というスタイル
良心と政治との確執
税金の支払い拒否という抵抗の方法が、政治的には直接的メッセージになる。
=政治的信用に打撃を与える
ひたすら多数派の意向というみなしに安住して惰眠を貪る民主政治には、内なる弱さが潜んでいる。


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です