トマ・ピケティ 21世紀の資本 2 経済の成長

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経済の成長~幻想と現実~

・21世紀は低成長時代になるかもしれない。
(低成長時代の方が常)

・産出の成長を
人口の増加と1人当たりの産出の成長とに分ける

1.超長期で見た経済成長

2.累積成長の法則
低い成長率でもきわめて長期にわたれば、かなりの進歩につながる

資本収益率や経済成長率の、一見すると小さな違いでも、長期的には社会的格差の構造や力学に対し、強力で不安定化するような影響をもたらせる。

3.人口増加の段階
人工増の加速時期は抜け出し、人口転換に向かっている。
低人口増期に戻る

4.マイナスの人口増加?

5.平等化要因としての人口増加
人口増加が大きいと格差低下につながりやすい。
←相続財産の重要性を引き下げるから。

・経済成長率が高いと、新しい経済機能や社会機能や専門活動が作られ、世代ごとに新規技能が要求される。
=富の格差の再生産と拡大を制限してくれる

6.経済成長の段階

7.購買力の10倍増とは

8.経済成長~ライフスタイルの多様化~
・サービス部門での生産性向上は他ほど急速ではなかったので、サービスで見た購買力はずっと増え方は少ない。

・国民経済計算での慣習では、公的資本については、報酬を全く計算しないことになっている。

9.成長の終わり?

10.年率1パーセントの経済成長は大規模な社会変革をもたらす。
社会格差の構造や富の分配力学にとって重要な意味を持つ

11.戦後期の世代
フランス・ドイツ・日本は戦後どのような政策をとっていたとしても戦後の崩壊のあと、英米に追いついた可能性が高い。
技術の最前線に追いつくまで。

12.世界成長の二つの釣鐘曲線
世界1人当たりの産出成長率は、人口増加率のたどった釣鐘曲線と比べて、
人口ピークより遅くなる
ゼロまで下がらない

この二つの曲線を足すと、世界の総産出成長率となる

13.インフレの問題
相対価格の問題に加え、インフレ自体は富の分配力学に根本的な役割を果たす。

14.18・19世紀の通貨大安定
インフレは20世紀の現象

15.古典文学にみるお金の意味

16.20世紀における金銭的な目安の喪失
金本位制度の廃止
世界大戦がもたらしたインフレの影響
お金の意味があいまいになった


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