ロバートBライシュ 最後の資本主義 4 新しい時代の所有権




新しい時代の所有権

 

・私有財産とは、自由市場に基づく資本主義において最も基本的な構成要素

ただ、政府は所有権を規定し強制する方法を多く持っている。

・私有財産は共有財産に比べてメリットがある。

共有地の悲劇=合理的だが利己的な個人は共有資源を大切にしないおそれ。

 

・何をどのような条件でどれくらいの期間所有することができるのか。

 

1.現代の所有権

・所有は自由市場がかくあれと指定するわけではなく、財産取り決めや契約によって規定される。

・会社は誰のものか?

企業の業績に利害を持つすべての者→株主のもの??

・将来に備えて希少な資源を促進するとか、希少資源を必要とする人たちがそれをきちんと使えるようにする技術に投資を促す場合にも、所有権が使われる。

 

2.ニューエコノミーの所有権

知的財産・・・誰がどの部分をどのような条件で所有できるかを政府が決める。

・発明しようという気になるほど十分な所有権を発明家に付与することと、発見の成果物を一般の人々が負担可能な費用で利用できるようにするバランスを。

 

3.法曹界と特許

所有権を持つ者の経済的な力が、その権利をさらに強力で永続的にするための政治力や法的な力に変容する。

 

4.製薬ビジネスと著作権

一時的独占権が、特許が切れるはずの期間が満了した後もなお継続されている問題。

←既存特許に対する些細な変更をも新規情報とみなして、特許が延長されるため。

処方薬のマーケティング

海外薬局からの購入禁止

処方した医師への報酬支払

ジェネリックへの遅延料契約

 

5.ミッキーマウス法のカラクリ

著作権者の利益が増大するに従い、政治的影響力も高まった。

企業がより多くの利益を得る一方、消費者は高いコストを支払う

 


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