トマ・ピケティ 21世紀の資本 5 長期的に見た資本/所得比率

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長期的に見た資本/所得比率

1.資本主義の第二基本法則

資本/所得比率 (β)= 貯蓄率(s)/成長率(g)

→たくさん蓄えてゆっくり成長する国は、長期的には莫大な資本ストックを蓄積し、社会構造と富の分配に大きな影響を与える
停滞した社会では過去に蓄積された富が大きな重要性を持つ

2.長期的法則
第二法則の実現には時間がかかる
第二法則が有効なのは人間が蓄積できる資本に注目した場合のみ
第二法則は資産価格が平均で見て、消費者物価と同様に推移する場合のみ

3.1970年代以降の富裕国における資本の復活
経済成長の鈍化、人口増加の低迷、貯蓄率の高さ
→第二法則

民営化
長期的なキャッチアップ現象

4.バブル以外のポイント~低成長、高貯蓄~

5.民間貯蓄の構成要素二つ
・民間個人が直接行った貯蓄

・企業がその所有者である民間個人にかわり、直接的あるいは金融投資を通じて間接的に行う貯蓄

・純貯蓄のみが資本ストックを増加させられる。

6.耐久財と貴重品
民間財産には家計による耐久財の購入は含まれない
貴重品は含む

7.可処分所得の年数で見た民間資本
・可処分所得
世帯が直接処分する家計収入のこと

8.財団などの資本保有者について

9.富裕国における富の民営化

10.資産価格の歴史的回復

11.富裕国の国民資本と純外国資産

12.21世紀の資本/所得比率はどうなるか?
U字曲線をかく

13.地価の謎
資本/所得比率の上昇は、純粋な市街地の価値増加では説明できない


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